リレー投函「2020を生きぬく」

2020年4月15日水曜日

外出自粛と24時間介助

 私はCP(脳性麻痺)という障害があり、移動する・トイレする・食事するなど生活のあらゆることに介助者が必要だ。一週間に約20名が交代で、私の生活を支えてくれる。
今、この現状に、COVID19の大流行が襲っており、社会は外出自粛やテレワークを呼びかけている。介助を依頼している立場として、介助者に申し訳ない気持ちが心のどこかで沸いてしまい、とても複雑である。確かに私が生きていくために介助が欠かせず、私も憲法25条を享受する権利がある。ただ私の介助に来ることで、介助者及びその家族への感染リスクが上がるのも事実。介助者を気にしすぎて、介助内容を過度に我慢するのは間違っているが、しかし健康を全く顧みないのも、依頼主として如何かと思う。答えを出すべき問題が、未だに出せないでいる。
 とりあえず、日々と生活で介助者とよくコミュニケーションをとり、一緒に決めていくことをしようと考える。

(おのえ)

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